もうひとつの手土産はご近所から4本も頂いた筍である。
ぬか・鷹のつめを入れ大鍋二つでゆっくり時間をかけ
灰汁抜きした柔らかい旬の食べ物をおすそ分けとして届ける。
母は祖母の思い出とともに頂くゆえの大好物。
小学5年で母をお産で亡くし祖母が母代わり
筍の時季夕食は裏山から採ってきた
孟宗・淡竹・真竹を大家族で囲炉裏を囲み食べたものだと聞かす。
筍=祖母の思い出話へ延々と繋がってゆくいつものパターン。
娘と向う台所も味付けだけは母の目分量で実に美味しい。
幼い頃の話を前菜に今日はたった2人だけの夕食会。