手間ひまかけて納得の切干だいこんのできあがり。一袋は母の分として取り分ける。
長年主婦をしていても、味付けは母を追い越せない。
母の煮物を頂くと「おいしーい」と口に出ると同時に、私は一瞬自信喪失になる。
果して子供達は<おふくろの味>を持ってくれているだろうか?
夕食の一品に早速食卓に上る。天日干しにかなうものなしワンランクアップの腕前になる。
「おいしー」と言わない娘に「おかあさんの作った切干だいこんだから」と美味しいの
催促をする。
娘は「ただ干しただけじゃろー」と味気ない言葉!
太陽と風の魔法が旨味を凝縮してくれたのも確か・・・・だけど・・・・